アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】
むよむよは、おおきな瓶に詰められて、


アレキンが自室に持っていきました。



「こいつ、のこと。桜子に嘘を教えおってからに。
 なあ、ツンドラ。何号やろか?」


緑色の瓶を見ながら、独り言をいっているようだ。




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(((((地下室))))))



「アレキンに、19号が奪われマシタ・・。
 あれ、モウスグ完成だったのに。
 また初めから、作りナオシです」



めもめも、かきかき。


シュタインは何やら、実験結果を書いている。


「これは、企業秘密デス。
 誰もみちゃ、いけませんからね?」







実験体 「ツンデレチラブ 19号」


「効果」
・本人が無自覚に好意をよせる人物になりすます。
 
 しかし、まだ実体化、および人間の形さえなれないようだ。
 引き続き、この実験を行う。





次は、20号デス。

 

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