アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】
「俺、走って行って来る。
 大丈夫や!走れば間に合う!
 ほな、行って来るは、桜子!」



と言いながら走ってキッチンを、後


にしたアレキサンダーであった。




「義理兄さん、お金忘れてますーー!!」




むなしくも、彼女の声は、届かなかった。


頑張って、いつも以上の力を


出して走ってきたアレキサンダー。



はあはあと、


いいながら閉店前のスーパーに間に合った。


< 37 / 174 >

この作品をシェア

pagetop