アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】
「俺、今85円しか持ってないんです。
 でも、家に戻ってお金を取りに
 帰れない。だから、
 1本と3/4本だけ売って下さい!」


また、土下座を



初めそうになりかける前に、店長が


「もういいです、
 妹さんがあなたの帰りを待っているんですね。
 だから、2本で85円でいいですから」
 

「さっさと、帰ってください!!」


店長のストレスケージは、


イライラMAXです。


「ほ、ほんまでっか、おおきに!店長はん」



アレキサンダーは85円を手渡し、


スーパーの袋に入ったにんじん

を持って、スーパーを後にした。


スーパーの時計は、




8時49分を針がさしていた。



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