アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】
「桜子、ただいま。買ってきたで!にんじん」

「ありがとうございます。
 でも、なんで2本なんですか?」


普通、あそこのスーパーは袋単位で販売してたはず。



すると、アレキサンダー兄さんは、


かくかくしかじか~と、話をしてくれた。




「人情のある、ええ店長さんやったわ!」


駄目だ、この人。



自分がすごいことしたのを、


わかっていない。


うう、85円って微妙なお金で、


買ってきて貰ったにんじん・・。


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