アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】
その後、6人前位あったのを

アレキサンダー一人で食べきった。

「うまかった、お袋の味や、素朴な家庭的な味」

「満足してもらって、作ったかいがありました。
 でも、もうお鍋に残って・・・」


「イイ匂いデスネ!夕飯ですか、
 桜子ちゃーん?
 今夜はナンデスカ?」

「義理お父さん・・・。
 あの、もう夕飯ないんです」


「ナゼですカ?」

「義理兄さんが、食べてしまって、
 私も食べてですよ?」


「俺が、完食したんや。お袋の味・・・。うまかった」

「なので、義理父さんは。はい」


シュタインの目の前に出されたのは、



レンジdeご飯と梅干。



「私のご飯!なんで、酷いです桜子チャーン!!」
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