アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】

10日目 義理兄 0初登校0

桜子へ
 今日は、朝飯いらんさかい。 
    
   兄 アレキサンダー・Bより。



「・・・朝起きて、このメモって。義理兄さん、こんなに朝早くに
 何処にいったんだろう」


朝部屋から降りてきた、桜子。


3人分の朝食と自分のお弁当を準備するため、いつも6時には起きる。


眠たい、少し昨日のことで疲れが残ったのか、とにかく頭がぼーとする。


眠い、頭痛いような・・・。熱測ってみようかな。



頭も少し、痛いかも。頭が、ぼーとして、視界が定まらない。


桜子は体温計で、自分の熱が何度あるの測る。




ぴぴぴぴぴぴ・・・・



「38.2度、こんなに高かったんだ。あははは、昨日のせいだ。
 もう、薬を飲んでまで学校に行く気力がない。
 学校に後で、連絡しよう」


こうして、昨日のごたごたのせいか、


これまでの疲労が蓄積したせいかしか、


星 桜子は、本日高熱、頭痛のため学校を欠席します。


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