アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】
領収書と一緒に商品の入った、


ダンボールを受け取る。

「ありがとうございました」

そう言って、宅配員は姿を消した。


ガチャ。玄関の鍵をしめてから、リビングに向かう。


これって、何だろう?


お母さん普段あんまり外で

買い物できないんだよね。


だから、通販での生活が基本だったりする。


「これ、開けても大丈夫だよね?
 いっつも勝手に開けてるんだけどね」


小さいダンボールのふたを開けてみると・・・・


プチプチ素材に包まれて、何やらDVDらしきものと


何か他に入っていた。


ガサガサと丁寧に包装を開けていく桜子。


プチプチ素材をはずすとそこには、


真新しい今流行、流行っているアレであった。







< 59 / 174 >

この作品をシェア

pagetop