アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】
「此方に受け取りの印鑑をお願いします」


印鑑をぽん、と付く。


「ほな、印鑑押したんで」


「ありがとうございましたー」


「ご苦労さんです~」



やっと、来た。


今、俺の手の中にある。


コレ、俺があの町で見つけた。


あんな小さな所で、


コレが作られていた。


「さっそく、開けてこの手に!」



ダンボールを、一気に開ける。



バリバリバリ


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