アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】
でも、アレキンは完全に私を本心から、


嫌っているものだとばかり思っていましたが、


単に反抗期なだけだったんですね!!



たこ焼、置いててくれるだけのやさしさを、


まだあの子は心に持っていてくれた。



「お父さん、嬉しいデス・・・」







親父、何を一人泣いてるねん。


ええ歳して。


ま、たまには親孝行するのも悪くないな。


おもろいもん。親父の本心がすきだらけで、


筒抜け状態やなんて。




しっかりしてくれや、



「お父さん」
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