アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】
「桜子、何が女のぶ、」


「え??」


学校から帰ってくると、妹がリビングで、


何か小言で、あれがーそれが、と


独り言を言っている桜子に気づいたアレキサンダンー。

桜子の肩に手を置かれて、後ろを振り向いたとたん。

「きゃーーーー!
 クレオパトラお義姉さん!!!?」


桜子の顔から血の気が引いていき、

背中をばーーんと叩かれて、ビックリ!


前に倒れかけになった兄。アレキサンダー。


「痛っい、誰がクレオパトラやねん!」


1.2のさんで、

タイミングよくつこっむ。


突っ込み返したのは、自然にです。


「クレオおねえさん・・・・!
 じゃなくて、アレキンお兄さん?」





 
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