アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】
「嫌、今さっき桜子が、アレキンって呼びおった。
 これは、すごい進歩やないか!」


親父とか親しい人物しかいわんねん。


アレキンって。略してるねんけど。


俺は、心を許した人間以外にアレキンなんて、

呼ばれるのが、嫌いやからな。


アレキサンダーて、呼ばれるのが一般的なんや。



とうとう、桜子が俺のことを・・・・。


そうか、桜子。やっと、お前。



急ににやけた顔をして、満足そうにしているアレキン兄。


を見ている桜子は、「兄さん、どうしたの?」


と一言かけたが、返事がなかった。



「桜子は今、革命まっただなかやな。
 進歩、しおって」


「すごい進歩って、私が義理兄さんっ
 呼んでたから、ですか?」


「違う、アレキンって呼んだことや」


「どうゆうことですか」


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