復讐神



「ニャー」



黒猫は、僕にスリスリと体を擦ってくる。




やっぱり猫は可愛いなあ。




「あ、その猫はわたしが飼っていた猫の、ダアナです。」



ダアナ?




…変わった名前だねえ。



僕は、そう思いながらダアナを見る。









「あ!そうだっ」




僕は、楽しいことを思い出した。




夕方から、あの族に乗り込むつもりだったんだ♪



…ところで今は、




「5時ですよ!」




_________…



え?僕、口に出してないよね?




…なんで?



「あっ!わたし、心の声が聞こえるんです!」



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