復讐神
________ガラッ
「んー、眠たい。」
僕は、そういいながら勝手に動く身体に従って、席につく。
…
さあ、ターゲットはどこ?
僕のだいっきらいな、あの女に似てるやつはいないのかな?
「おはようはるくんっ、何してるの?」
可愛らしい高い声に、少しつった目。
…
似てる。
あの女に。
「おはよ。なんもしてないよー」
僕はそういいながら、ふにゃっと笑う。
神と僕はしゃべり方が似てるから、あんまりバレないよね。
なるべく、同じような言葉を使わなきゃだし。
「ねえ、名前なあに?」
「あ、わたしミユ。よろしくね!」
そういって、ミユは優しく笑う。
…そういえば、ミユは他の女子と全然一緒にいない。
いじめられてんの?
…
まあ、僕的にはそっちのほうが都合はいいけど。
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人は裏切るってこと、
僕がみんなに教えてあげるから___