復讐神



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ガタッ



窓際の一番後ろの席に座る。



…うん、日当たりは最高。



…あぁ。



だけど、僕が求めてるのはこんなものじゃない。







もっと、楽しくて、興奮できるもの。



…どこかにないかな?



とそんなとき、



「俺一回は屋上行きてぇなあ。」



「はあ?ムリだよ、今あそこには、族の奴等がたまってんだからよ。」



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族…。



ふっ。



「クッ…ククッ」



僕は、笑いを堪えながら




おもいろいもの見ーつけたっ、と心の中で呟いた。



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