遠く空の上から(4p)
 
部屋に戻って、金色の丸をながめます。

お日さまにかざしてみたり
投げてみたり
かじってみたり

それでも何なのか、さっぱりわかりません。



やっぱり、パパが起きるまで待てません。
出かけることにしました。

金色の丸をポケットに入れて出発です。
ママの家まで歩いて行くのです。

歩道なんてない、せまい道路です。
けいちゃんは道路の端の白い線の上をずっと歩いていきました。

 
 
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