年俸1360万円!?~私が手にしたデビューの切符




「そこが、モテそう!!」



裏があるようには見えない雄也の言葉。



今までそんな事、言われた事なかったけど……ちょっとだけ嬉しい。



私は、私らしく……でいいのかな?



「ま、何かあったら相談してきなよ」



雄也は携帯番号をかいた紙を押し付けると、機敏な動作でソファから立ち上がる。



そんな彼に、手を振って別れようとした、その時!!



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