年俸1360万円!?~私が手にしたデビューの切符
「なんでさ、この仕事受けたの?」
ひとしきり、お風呂場で私の体を自由にした後で、昼間っから冷蔵庫のビールを豪快に煽りながらミカドが聞く。
そんな……まさかムラハルに会えるかも、なんて言えないよ。
もちろんそれだけじゃないけど。
それでも
「そんなにゲーノー人になりたかった??」
それも違う……と言いたい。
なのに、深い瞳に見据えられると……言葉が出ない。
「ま、その位の気持ちの方が俺達もヤリやすいけどな」