年俸1360万円!?~私が手にしたデビューの切符




そんなのんびりとした時間が流れていた時……部屋の電話が鳴り響く。



「あれ??」



私から事務所に電話することはあるけれど、鳴るなんて事は珍しい。



「出なよ」



「うん」



真二に促されて、少しだけ嫌な予感を覚えながら……受話器を取った。



「はい……ナギサです」



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