青いフルーツ
「七海、彼氏いるだろ?」
えっ―――/////
「なんでしってんの!?」
「きのう一緒にいたところ見た〜(笑)」
ニヤニヤ不気味に笑うお兄ちゃん。
「お母さんに言わないでよ!!」
「わかってるって〜!」
もっとさらに笑うお兄ちゃん。
も〜!分かってるのか分かってないのかよく分かんないし!!!
「けっこうカッコいかったぢゃん〜」
「まぁそりゃね☆
あたしの彼氏だもん♪」
「ハハハ…ιι」
呆れたように笑うお兄ちゃん。
「じゃあもう行かなきゃ!」
あたしが歩き出すとまたお兄ちゃんがちゃかした。
「カッコイイ彼氏のところに??(笑)」
「そうだょっ!(照)」
「じゃあな〜」
「ん〜」
教室に戻るんだし、南のところに帰るのと同じことだよね??
ったく…お兄ちゃんは…ιι