青いフルーツ
低く、太い
あたしを呼ぶ声…



海斗……!?




ぢゃないよね?




恐る恐るうしろを振り向いた。











「おぉ〜〜〜!
亮じゃぁん☆」









よかった…

海斗じゃなくて…




水川亮




地元の男友達。





小学生のときけっこう仲良しだった。


「なにしてんの?」


亮があたしに聞いてきた。


「並んで食べてンの☆」



「見れば分かるし(笑)」



ひさしぶりに話して、楽しく感じた。



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