青いフルーツ
「そっか…」
南は座りながら下を向いた。
「ハッキリ言うと、七海に元カレがいただけでかなりムカつく。
オレの前に七海のことが大好きだったやつがいたなんて…考えてもなかった。」
南は顔を少し赤くして話している。
「でもオレは七海のことすっげぇ好きだから…
最近少し不安だったんだ。
七海が元カレの話持ち出したり、オレじゃないやつに揺らいでるから…」
「南……ゴメンね…」
「オレは七海のこと大好きだからな…」