青いフルーツ
黄色
その日は1日中、海斗のことを考えてた。
「ちょっと七海〜!
テンション低すぎ〜!
いつものテンションはどこいったの〜?」
朝の現場を見てたクセに…真波のアホ!!
もしかしたら、あのとき海斗は、あたしに辛い思いをさせないために反対側を向いていたのかもしれない。
海斗…君はどこまで優しいの?優しすぎて、怖いよ…
「七海?」
「へっ?」
こんどは真波の甲高い声ではなく、低いしっかりした声。
吉本 南
「どうした?」
彼氏です…
「ちょっと七海〜!
テンション低すぎ〜!
いつものテンションはどこいったの〜?」
朝の現場を見てたクセに…真波のアホ!!
もしかしたら、あのとき海斗は、あたしに辛い思いをさせないために反対側を向いていたのかもしれない。
海斗…君はどこまで優しいの?優しすぎて、怖いよ…
「七海?」
「へっ?」
こんどは真波の甲高い声ではなく、低いしっかりした声。
吉本 南
「どうした?」
彼氏です…