不謹慎ラブソング

確かに、過去を誇ることはできないかもしれない。


でも、今隣りに座るこの人が、今までの私が間違っていなかったということを証明してくれている。


私が生まれてきたことは、間違いではなかったと言ってくれることだろう。


消去ボタンを押す。


『このメールを消去しますか?』


YESと答えた。


これが、私のプライドだ。 
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