最後の夏休み Last Summer Days.
第7話 夏空のヒマワリ
第7話 夏空のヒマワリ
8月も半ばになって、交替でご飯を作るのも飽きてきて、
アタシ達はソラを残してランチタイムのファミレスに行った。
満席の店内で待たされているアタシの視界に、ドリンクバーに立つタカヒロが見えた。
その隣には、親友だったマアサがいる。
見つめ合って話す二人を見て、気まずくて、
アタシは外に出た。
ただ真っ直ぐ歩いていくアタシに追い付いた小説家。
「カニクリ、どうした?」
「元カレ……と元親友………」
悲しかった。
アタシといた時より幸せそうな笑顔を見るのが辛かった。
苦しかった。
8月も半ばになって、交替でご飯を作るのも飽きてきて、
アタシ達はソラを残してランチタイムのファミレスに行った。
満席の店内で待たされているアタシの視界に、ドリンクバーに立つタカヒロが見えた。
その隣には、親友だったマアサがいる。
見つめ合って話す二人を見て、気まずくて、
アタシは外に出た。
ただ真っ直ぐ歩いていくアタシに追い付いた小説家。
「カニクリ、どうした?」
「元カレ……と元親友………」
悲しかった。
アタシといた時より幸せそうな笑顔を見るのが辛かった。
苦しかった。