最後の夏休み Last Summer Days.
アナタが残した物語。



生きた証。



愛のカタチは、相手の全てを認め、ありのままを受け入れること。



そのことを知っていく不器用な少女の物語だった。



まるで小説家自身の物語。



「アナタが自分の意思でそう決めたのなら、私は何も言わない。



アナタの目標とする未来の手伝いをするだけ」



「はい。ありがとうございます。



これから、よろしくお願いします」



アタシは深く、頭を下げた。

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