最後の夏休み Last Summer Days.
君はちゃんと向き合おうとしてくれていたのに、そこから逃げてばかりだった。



逃げてたのは、僕のほうだね。



君からも、現実からも逃げてた。



二人の未来を、君が幸せになる結末を考えてあげられればよかった。



もう悔やんだって遅いけど、思いは言葉にしなければ伝わらないんだって、実感してるよ。



なぜか1ヶ月も一緒にいた彼女のおかげで気付けたんだ。


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