天才!Doctorは幼なじみ!
もともと、少食なわけで、家でもあまり食べていなかった。

お父さんとお母さんは、帰りが遅いから、私が寝る頃に帰ってきたりして、私の体のことを理解してない。

看護師「梨々華ちゃん。ご飯無理そう?そしたら、点滴するけど、いい?」

私は縦に頷く。

私くらいの年頃の子はみんな、何かと注射や点滴を嫌がる。私も嫌だけど、迷惑かけたくない一心で、我慢する。

勇大「梨々華ちゃん。左腕出してね。少しチクッとするよ。」

勇大先生の点滴はあまり、痛みがなかった。

悠斗「梨々。すごいな。点滴とか、大丈夫なのか?」

梨々華「迷惑かけたくないからね。嫌いだけど、そのうち慣れるだろうし。」

勇大「悠斗と本当に同い年か?でも、梨々華ちゃんは、華恋と龍太の娘だからな。」

梨々華「先生?お父さん達には会えないの?」

勇大「多分、そろそろ来るよ。」

ガラガラ

龍太「梨々華〜!ごめんよ。なかなか家に帰れなくて。」

梨々華「気にしなくていいよ。」

華恋「梨々華は、大人なのね。」

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