天才！Doctorは幼なじみ！
《お父さん、お母さんSIDE》

華恋「梨々華があんな風に思ってたなんて、知らなかったわ。」

龍太「そうだな。梨々華はいつも、大人だったから、我慢してたんだな。悪い事をしたな。」

華恋「どうしたら、梨々華は、私達のことを許してくれるのかしらね。」

龍太「当分は無理だろうな。でも、梨々華は、すぐに分かってくれると思う。梨々華は華恋に似て、優しい子だから。」

華恋「梨々華になんか、してあげたいわね。誕生日もろくに祝ってあげられてないものね。」

龍太「梨々華がほしいものって、なんだろうな？」

華恋「幼稚園の卒園アルバムには、家族って、書いてあった。私達のせいで、あんなにまだ、小さい体に負担をかけてしまったのね。」

龍太「梨々華が治ったら、どっか、行こう。俺と華恋と梨々華の三人で。」

華恋「そうね。梨々華の行きたい所をきいてね。」

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