天才!Doctorは幼なじみ!
《梨々華SIDE》

悠斗「起きた?」

梨々華「うん。」

悠斗「夜ご飯、どうする?」

梨々華「いらない。食欲ない。」

悠斗「また、点滴増えるよ?食べた方がいいんじゃない?」

梨々華「みそ汁だったら、飲めそう。」

悠斗「じゃあ、みそ汁だけ、飲もうな。」

そう言って、悠くんは、私の体を起こしてくれた。

悠斗「食べさせようか?」

優しい〜。いや、でも…。

梨々華「大丈夫だよ。ありがとう。」

悠斗「そう。」

私は、みそ汁を少しだけ飲んだ。

悠斗「どうした?」

梨々華「もう、無理。」

悠斗「なら、無理は、しちゃいけないな。」

梨々華「うん。」

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