天才！Doctorは幼なじみ！

《梨々華の部屋》

悠斗「少しくらい、素直になってみたら？本当は嬉しいんだろ？」

悠くんは、なんでもお見通しなんだね。

梨々華「嬉しくなんてないよ。今更、親ヅラされても、困る。」

本当、素直じゃないなぁ〜私。

悠斗「素直じゃねえな。まあ、今日、華恋さんが、梨々の為に手作りのケーキつくるみたいだから、それくらいは、食べてあげろよ？」

梨々華「私、ケーキ食べれないんだけど。」

悠斗「梨々が食べれる、タルトにしてもらってるから。」

悠くん。私の事、本当にわかってる。

梨々華「フルーツは何？」

悠斗「ブルーベリーとパイナップルとキウイとマンゴーと桃とリンゴかな？」

梨々華「全部、私の好きなフルーツだね。」

悠斗「そりゃあ、梨々の喜んだ姿をお母さん達に見せてやりたいからな。」

梨々華「なんか、悠くん、計画してる？」

悠斗「なーんにも、してないよー。」

梨々華「本当？」