天才!Doctorは幼なじみ!
《悠斗SIDE》


悠斗「うん。まあ、あの高校は、結構、本格的な専門って言ってたから、辛くなったら、言えよ。」

梨々華「そのために、悠くんと同じ高校にしたんだよ……なんてね。冗談。これ以上、悠くんには、迷惑かけたくないんだけどね。」

やっぱり、迷惑とか、思ってんのかよ。

なら、もう、告白するしか、ないな。

悠斗「梨々。よく聞け。俺は、梨々が迷惑って思ってることを迷惑だなんて、思ったことなんてない。俺が今でもこうやって、梨々と一緒にいるか知ってるか?」

梨々華「知らない。」

そりゃ、知ってたら、俺、情けねえよな。

悠斗「梨々の事が好きだからだよ。」

やっと言えた。

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