天才!Doctorは彼氏!
《梨々華SIDE》

梨々華「うん。悠くん。あのさ、トイレに行きたいんだけど……」

私は、悠くんに頼んだ。ちゃんと頼めてないけど。

悠斗「はいよ。」

悠くんは、私をお姫様だっこして、車椅子にうつしてくれる。

梨々華「ごめんね。」

悠斗「気にすんな。」



《トイレ》

悠斗「看護師さん、呼ぶか?」

悠くんは気をつかって、気にかけてくれる。

梨々華「遅くなるけど、一人で大丈夫。」

悠斗「そう?わかった。ここで、待ってるな。」

悠くんは、トイレの前の椅子に座っている。

私は、少ない力で車椅子のハンドリムをまわす。




ハンドリム……車椅子を自分で動かす時にまわす。タイヤについているものとないものがある。



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