毒舌、綺麗にかわされました。
そして。
にこっ、と爽やかに笑う。

いったい誰だ、こいつ…?

「おーじ様っ!黒雪姫に何か用があるの
ですか??」

目の周りが化粧で真っ黒な派手めな子が
私を指差した。

そして密かに、私を睨む。

まるで、抜けがけするなよ、とでも
言うように。

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