毒舌、綺麗にかわされました。
「何で私が接客なんですか?」

自分でも驚くくらい冷めた声が出た。
涙目になっていく書記さん。

「えっとぉ…」

「私、裏方に手をあげたんですけど!!
その眼鏡は飾りですか。」

「…。」

「…聞こえないんですか?眼鏡だけじゃ
なく、耳も飾りですか!!」

教室の空気は固まっている。
しかし、私は認めない!接客なんて!

「…お、俺は見たいっす!…白雪さんの
コスプレを!」

急に声を出したのは、さっきまで黙って
いた書記。

…は?見たい?
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