毒舌、綺麗にかわされました。
「美姫ー。」

すると突然廊下からお呼びだしが。


…誰だろう。

そんなこと考えなくてもわかる。
あの声は。あの呼び方は。

大路しかいないから。

「何ですか?今忙しいんですが。」

私がそう言うと笑顔になる大路。
何故?

「でも、来てくれた。」

…う。
私、大路には絶対敵わない。

「相変わらず、存在が邪魔ですね。」

「あーごめんね。俺がキラキラしすぎて
眩しいよね?」
< 164 / 200 >

この作品をシェア

pagetop