毒舌、綺麗にかわされました。
まっすぐ見つめられ、逸らすことなんて
できなくて。

破裂しちゃうんじゃないかってくらい、
心臓がバクバクして。

…燃えちゃうんじゃないかってくらい、
顔が熱くなって。





「…嘘だったんだけど。」

静かだった空気に、ふと。
爆弾が投下された。

「え?嘘って、何が?」

嫌な汗が私の背中をつたう。

まさか。

いや、まさかね。
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