毒舌、綺麗にかわされました。
なんか体力が削がれるよ…。


そんなことを思い、溜息をつくと。



「ん。」

大路颯斗が右手を差し出した。
…?

「何ですか。」

警戒心剥き出しで、私は奴の手をじっと
見つめる。

すると、大路颯斗はにこっ、と笑った。

「握手。」










…。


アクシュ?





あくしゅ?












握手…。










…はぁ?
< 56 / 200 >

この作品をシェア

pagetop