毒舌、綺麗にかわされました。
ふと、中原さんが座っていた席を見ると
またもや目があった。

私はすかさず駆け寄る。

「中原さん。何?」

私から駆け寄っておいてアレだが、
きっと中原さんは私に用があるのだ。

普段は、こうやって自分から話しかける
なんてあり得ないのだが。

今回ばかりは、何故か吸い寄せられた。



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