オフィスの甘い獣(ケダモノ)
【10】 甘い甘いオフィス
佑月side~
副社長に好みのタイプじゃないと言われ…昨日の夜の言葉は嘘だったんだと気づいた。
夢中で副社長室に戻って…パソコンを立ち上げたけど…
ショックの余りに涙で頬を濡らしてしまった。
乱れた心のまま、副社長と一緒に仕事なんて出来ない。
悩んでいると副社長が部屋に戻って来た。
室内の様子を隠そうとブラインドのルーバーの向きを変えて…外の廊下を遮断する。
私と副社長は密室化した部屋で対峙した。
彼の言葉を訊いて誤解だと判る。
彼は私を抱き締めて顎に指を掛けて甘いキスを落とした。
永遠に続きそうな終わりのない彼のキス…
私は彼の唇が離れても…そう簡単に彼のキスの余韻から離れられなかった。
そんなキスに溺れた私に意地悪く再び、顔を近づけて来る。
彼に油断も隙を見せてはいけないーーー・・・
夢中で副社長室に戻って…パソコンを立ち上げたけど…
ショックの余りに涙で頬を濡らしてしまった。
乱れた心のまま、副社長と一緒に仕事なんて出来ない。
悩んでいると副社長が部屋に戻って来た。
室内の様子を隠そうとブラインドのルーバーの向きを変えて…外の廊下を遮断する。
私と副社長は密室化した部屋で対峙した。
彼の言葉を訊いて誤解だと判る。
彼は私を抱き締めて顎に指を掛けて甘いキスを落とした。
永遠に続きそうな終わりのない彼のキス…
私は彼の唇が離れても…そう簡単に彼のキスの余韻から離れられなかった。
そんなキスに溺れた私に意地悪く再び、顔を近づけて来る。
彼に油断も隙を見せてはいけないーーー・・・