オフィスの甘い獣(ケダモノ)
仕事の合間合間に無理矢理されるキス。


副社長はこの開放的なオフィスの死角を見つけて…私にキスをしてスリルを楽しんでいる。


湿りを帯びた副社長の舌が私の口内に侵入する。


「ふ、副…」
…濃厚な彼のキスに声も出ないし、息も出来ない。


キスの合間に漏れる声が恥ずかしくて…身体に熱をこもらせていった。


「そんな可愛い声…出すなよ…仕事以外のコトがしたくなる…」


キスが終わっても…息するのが精一杯で言葉が出ない。



「佑月の言いたいコトは判ってる…ちゃんと言われなくても…仕事はするよ…」



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