オフィスの甘い獣(ケダモノ)
* * *
この間の日曜日も来た『ダイヤモンドホテル銀座』。
私と臣さんが宿泊した場所。
ホテル内の一番、広い宴会場で祝賀パーティは行われる。
秘書と受付嬢が交代で入口の脇に受付席を設け、来賓者の受付をしていた。
「…仕事が終わったのに…大変だね…」
「いえ…」
副社長が受付席の労いに来た。
黒の光沢のあるフォーマルスーツにシルバーのストライプ柄のネクタイ。
髪型も綺麗にセットされ、あのいつものフレグランスを漂わせていた。
さりげなくスーツの袖から見えるシャツの白蝶貝のカフスがキラリと光る。
「!?『クリスタルコーポレーション』神宮寺頼社長だ…」
この間の日曜日も来た『ダイヤモンドホテル銀座』。
私と臣さんが宿泊した場所。
ホテル内の一番、広い宴会場で祝賀パーティは行われる。
秘書と受付嬢が交代で入口の脇に受付席を設け、来賓者の受付をしていた。
「…仕事が終わったのに…大変だね…」
「いえ…」
副社長が受付席の労いに来た。
黒の光沢のあるフォーマルスーツにシルバーのストライプ柄のネクタイ。
髪型も綺麗にセットされ、あのいつものフレグランスを漂わせていた。
さりげなくスーツの袖から見えるシャツの白蝶貝のカフスがキラリと光る。
「!?『クリスタルコーポレーション』神宮寺頼社長だ…」