オフィスの甘い獣(ケダモノ)
【14】 社長の望み

和side~

高井田が臣には一卵性の兄弟が居るコトを佑月に告げていた。


でも、俺は本当のコトが話せずにまた、佑月を抱いてしまった…



佑月と共にホテルで一夜を過ごし、互いに別々に出社する。




「おはようございます…副社長」



「おはよう…」



佑月は俺の顔を見た途端、頬を赤く染めた。




「社長から伝言です。副社長が出社されたら…直ぐに社長室に来るようにと」



「そうか…」



俺はブリーフケースをデスクに置いて社長室に向かった。



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