オフィスの甘い獣(ケダモノ)
「何の話か…」
「とぼけないで下さい!!」
誤魔化す香芝副社長を頼社長が一喝して、切れ長の瞳で詰る。
「…俺に恨みがあるからって他人の細谷さんまで巻き込まないで下さい!今度…このようなコトがあれば叔父さんだからって…容赦しませんよ!!」
「神宮寺家の当主とは言え…頼君には何の権力もない…」
「…確かにありませんけど…俺には金がある…金で強制的に神宮寺家一族から叔父さんを排除してもいいですか?」
「・・・」
「…そもそも」
香芝副社長はことなしげに言葉を発する。
でも、後が続かないーーー・・・
頼社長の怖い気圧に押され、黙ってしまった。
「社長室に戻ろうか?臣」
「あ、はい」
俺と佑月も頼社長の指示に従った。
「とぼけないで下さい!!」
誤魔化す香芝副社長を頼社長が一喝して、切れ長の瞳で詰る。
「…俺に恨みがあるからって他人の細谷さんまで巻き込まないで下さい!今度…このようなコトがあれば叔父さんだからって…容赦しませんよ!!」
「神宮寺家の当主とは言え…頼君には何の権力もない…」
「…確かにありませんけど…俺には金がある…金で強制的に神宮寺家一族から叔父さんを排除してもいいですか?」
「・・・」
「…そもそも」
香芝副社長はことなしげに言葉を発する。
でも、後が続かないーーー・・・
頼社長の怖い気圧に押され、黙ってしまった。
「社長室に戻ろうか?臣」
「あ、はい」
俺と佑月も頼社長の指示に従った。