オフィスの甘い獣(ケダモノ)
「眼鏡は?」
「副社長の指示通り…コンタクトレンズにしました…」
「…あれだけ…嫌がってたのに…俺の命令に従うなんて…さては俺に惚れたな…」
「ち、違います!私はお義兄ちゃんに余計なコトを言われたくないからです!!」
向きになる所が怪しいけど…
佑月とじゃれ合ってる時間はないし。
そのまま…訊き流して…副社長のデスクに歩み寄った。
一昨日まで資料庫として使用されていた副社長室。
オフィス用のスチール棚とは違う天然目を使用した重厚なキャビネットとデスク。
そして…コピー機、電話機、パソコンとビジネスツールがしっかりと並んでいた。
「副社長の指示通り…コンタクトレンズにしました…」
「…あれだけ…嫌がってたのに…俺の命令に従うなんて…さては俺に惚れたな…」
「ち、違います!私はお義兄ちゃんに余計なコトを言われたくないからです!!」
向きになる所が怪しいけど…
佑月とじゃれ合ってる時間はないし。
そのまま…訊き流して…副社長のデスクに歩み寄った。
一昨日まで資料庫として使用されていた副社長室。
オフィス用のスチール棚とは違う天然目を使用した重厚なキャビネットとデスク。
そして…コピー機、電話機、パソコンとビジネスツールがしっかりと並んでいた。