オフィスの甘い獣(ケダモノ)
「副社長室ってどこ?」
「えっ!?」
拍子抜けする問いに絶句してしまった。
「…一度では憶えられなくて…丁度…細谷の姿が見えたから…来たんだ」
「はぁ」
「いい匂いだね…これは俺の為に用意してくれてるの?」
「はい…」
「ありがとう…嬉しいよ♥」
最後の語尾にハートが飛んだ。
心臓も相変わらずうるさいけど…頬に集まって来る急激な熱に戸惑う。
私は両頬を押さえて…必死に熱を冷まそうした。
「…顔…赤い…昨日の今日だからね…」
「えっ!?」
拍子抜けする問いに絶句してしまった。
「…一度では憶えられなくて…丁度…細谷の姿が見えたから…来たんだ」
「はぁ」
「いい匂いだね…これは俺の為に用意してくれてるの?」
「はい…」
「ありがとう…嬉しいよ♥」
最後の語尾にハートが飛んだ。
心臓も相変わらずうるさいけど…頬に集まって来る急激な熱に戸惑う。
私は両頬を押さえて…必死に熱を冷まそうした。
「…顔…赤い…昨日の今日だからね…」