もう一度愛してくれますか?
「ごめん、楓華、優羽…。心配かけて…。」





だから、2人ともすっごく嬉しそうだったんだね。





私を…私なんかを…心配してくれる人がいる。





それだけでこんなに幸せなんだ…。





私は幸せをかみしめた。






「ううん。全然!本当、よかった。」





「ありがとう。私、楓華達の高校に入学するよ。学校は?」





「えっと…」










学校名を聞いて驚いた。





それは私と真城のかつての希望校だったから。





“絶対この学校に行こうね!”





まだ中2だった私達だけども、そんな話もしたっけ





真城の好きなサッカーなど沢山の事が優れたこの学校は理想だった。





もしかして…





楓華達はそれを知っててこの学校を選んだの?





私は話して無かったから、真城が話たのかな?





だとしたら…真城は…





私がいろいろ考えている間に話が進み




楓華たちに聞こうと思った頃には何か用事みたいで帰っちゃった。




あーあ……




聞きそびれた…。




まぁ、いっか!




高校に行けばわかることだもん。




…とは言っても…






私、体は高校生でも頭は中2のままなんですけども…。





…うむ





どーしよう…?w





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