もう一度愛してくれますか?
「いっ…いい!!私、自分でやるからっ!!」




「何言ってんだよ、美月。中2の時に事故にあったんだから高1の内容なんて1人でわかるはずないだろ?」




う…。




「で…でもさ!!時間はたっぷりあるわけだし…。集中してやればきっと出来…「あ?」…るわけないですよね…ハイ、スイマセン。」





「わかれば良い。」





優羽…怖っ!!





おまけに私の言葉にかぶせてきて…





そのくせ私がOKした瞬間ニッコリして元通りー♪




…どうなってんだ、この野郎。





「美月?何か不満でも?」





「いえいえ 何もありませんよーっだ」





私は最大の反抗として舌を出してあっかんべをしてみせた。





「文句ありまくりの顔で言うな、このバカが。」





「なんだとー!?」





優羽に反抗しようと横になっていた体をいきおいよくおこす。




すると…。――――ズキンッ!!!!
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