〖短編〗アオゾラ。―101ページの思い出―



「勘、です。」


「はぁぁぁぁぁあああ!?」



うわ、すごい顔。



「勘!?


そんなもんあるわけないだろ!」



いや、ないならわたしこんなことできません。



「わたし、わふわふです…!!」



「わふわふ?

なんだそれ。」




「えぇえええええ!?


俊知らないの!?


プッ、だっさぁ。

わふわふさんはねぇ、今超人気のYouTubeアイドルだよ!」



「そ、そうなんですか?」 




「謙遜するところがまた可愛らしいっ!!」




いつのまにか、部長さんが真後ろにいた。




「わふわふさん?


なんだそのふざけた名前の奴は。」




うぅっ…


ネーミングセンスないのはわかってます…。



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