〖短編〗アオゾラ。―101ページの思い出―




そう思いながら歌っても、あまりいい声は出なかった。



しかし、歌っているうちに楽しくなり、声も心地いい物に変わっていった。




歌い終わると、東先輩はニヤニヤとし、一ノ瀬先輩は


「同じ歌でこうも違うモンなのか…?」


と呟いていた。


< 32 / 114 >

この作品をシェア

pagetop