〖短編〗アオゾラ。―101ページの思い出―
「あ•た•し•の•符和ちゃんを使うとはいい度胸じゃない…!!」
怖い怖い怖い!
東先輩そろそろマジでふるえが止まりません!
多分コレマンガとかだったら、背景に絶対
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
つて書いてありますよ!
「俊…、もうしないよね…?」
「いや、でも…これは貸し借りがあるから…」
「しないよね?」
「うっ…」
一ノ瀬先輩が、そろそろかわいそうだ。
「あ、あの…!!」
わたしは勇気を出して、東先輩にこえをかけた。